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いつか、見せたい

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私は、岩井聖珠の芸名で、日本舞踊をしていますが、

芸歴は、すでに48年です。

岩井流に入門してからも、43年目になりました。

これは、私が14歳、今の息子の年齢の時に踊った

「幻お七」の写真です。

子供が生まれる一ヶ月前までお稽古に通っていましたが、

中断すること14年。

今日は一門会の新年会があり、例年通り、司会を務めさせていただきましたが、

お稽古が出来ない分、このお役目だけは、

宗家・岩井友見から「聖珠さん、もういいわ」と言われるまで

続けるつもりです。
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で、毎年、「今年こそはお稽古を再開!」と思いますが、

実現できないまま、一年が過ぎます。

10年以上踊っていないと、さすがにもう踊れないのではないかと不安になりますが、

いつか、いつかの日か、私の踊る姿を、息子にナマで見せたい。

元気なうちに、必ず、と思っています。

日舞の師範として

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27年前の私です。

日本舞踊・岩井流師範となり、

その名披露目で踊った、長唄「鏡獅子」。

軽々、足を上げているように見えますが、

この時は、すでに40分を超えて踊っている上に、

衣装、かつらの重さで、

今だったら、絶対に「足をつる」か、

そのまま倒れるほどの重労働なんです。

昨日、国立劇場で、

「十代目 岩井半四郎 7回忌追善 岩井会」が開催されました。

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私も憲法の集まりが終わってからは

会場でお手伝い、もっぱら裏方です。

妹弟子が、「鏡弟子」を踊るのをみて、

先代ご宗家の厳しいお稽古が記憶の中に

蘇ってきました。

今は仕事と育児でお稽古もできずにいますが、

いつか「胡蝶をやりたいね」と、

お互い育児と仕事でいっぱいいっぱいの

姉妹弟子と夢を語り合ったひとときでした。

そしていつか、この、日本の伝統芸能を、

後世に継いでいく役割を担えたら、と心密かに思っています。

趣味を続けるということ

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昨日は、サントリーホールで行われた
アマデウス・ソサイエティー管弦楽団創立25周年記念 
第45回演奏会に

団長の原浩之さんのお招きにより、お伺いしました。


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このオーケストラは、慶応義塾大学ワグネルソサイエティーオーケストラのOB・OGの方たちにより設立されたもの。

つまりは、みなさん、アマチュアです。

それがそれが、「本当にアマチュア?!」と思うほど、

まさに「プロ級」の演奏!

第二部で演奏された

マーラーの「交響曲第7番」は、第一楽章から第五楽章までで

1時間20分もかかる大曲ですが、

それを見事に演奏されていました。

普段は自分のお仕事を持ちながら、また家庭での育児などをしながら、

自分の趣味を続けていらっしゃるのは、

ご本人の根性と、ご家族や周囲の方々のご理解があってのことだと思います。

好きなことを続けることができるというのは、

本当に幸せなことと思いますが、それが滲み出る演奏でした。

私には、2歳半から続けてきた日本舞踊という大切な趣味がありますが、

出産・育児で約7年休み、

一時は復帰したものの、またこの1年は、仕事と育児が忙しくなって、

お休みしています。

師範のお免状まで取った日舞ですから、ずっとずっと続けていきたいけれど、

本格復帰できる道のりはまだ遠いような気がします。

でもその間にできる経験を、いつか日舞での表現に活かせるよう、

お休みしている間も、一つ一つの経験を大事にしたいと思っています。

きっと、この楽団員の方たちも、

それぞれの人生で経験したことが、

演奏を豊かに、美しくすることに大いに生きているのではないかと、

勝手に想像しています。







細川珠生 ブログ


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