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母親たちの「成長」への期待

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昨日、ジャーナリストの櫻井よしこさんが理事長を務められる
シンクタンク「国家基本問題研究所」で

「親の責任、国の責任~日本の教育を取り戻す~」というテーマで
例会が開催されました。

下村博文文部科学大臣、
山谷えり子自民党参議院政審会長
義家弘介 前文部科学大臣政務官、

明星大学教授 高橋史朗先生、
茨木市市政顧問 親学アドバイザー 辻由起子さん

と共に、私も登壇者としてみなさんと色々な意見を出し合いました。

私は、下村大臣の諮問機関である「道徳教育の充実に関する懇談会」の委員、
品川区教育委員などの、教育の諸制度にかかわる経験も
若干ながらしてまいりましたが、

昨日はそれよりも、母親としての経験、思い、
日々の子育ての実態、
仕事との両立など、

日ごろはほとんど公に出てくることのない母親の現状を
お話させていただきました。

安倍政権は、「女性の活用」、そのための子育て支援の充実
をアベノミクスの重要政策の一つとして取り組んでいます。

しかし、それは行き過ぎると、様々なひずみが生まれます。

これだけ、家庭教育の充実が叫ばれている昨今、
どうして、母親が育児をしない、子供の教育をしない方向へ進むような
政策に力を入れるのか、
もっと「真剣」に考える必要があります。

昨日の例会では、登壇者の方々も、会場にお越しの方々も、
「家庭、つまりは親がもっと頑張らないと」という考えは
だいたい共有できたと思うのですが、

さて、それを制度化するには、どのようにしたらよいのかということには、
家庭教育の充実という
今まで国も政府も手を付けたことがない「分野」であるだけに、
すぐに答えがでないかもしれません。

私は、この国の未来は、今の子供たちがどのような大人になるのかに
かかっていると考えます。
それを育てる家庭での親の「質」を高めること以外に、
日本が立派な国になる、立派な国であり続けるための方法はないと思っています。

母親が、もっと知的に向上する。
情報を集めるだけではなく、その情報を判断できる力をつけるためには、
母親たちも、もっと勉強して知識と広い視野をもつことが重要です。

そのような「親を育てる」「親の成長を助ける」仕組みづくりができないか、
私はこれからも継続的に
しっかりと考えていきたいと思っています。

研究発表会

先週金曜日、港区立御田小学校の研究発表会に行ってきました。

テーマは
「めあてに向かってチャレンジする児童の育成~授業のユニバーサルデザイン化を通して」

というものです。

とはいえ、このテーマのタイトルだけを聞いて、どのような研究がなされていたのか、
わからないという人の方がおおいと思います。

ユニバーサルデザインというのは、
よく商品や街づくりの中で使われる言葉ですが、

それを教育に当てはめると、
「すべての子供のにとって参加しやすい学校を作り、わかりやすい授業をする」

というものです。

もっと一般的な言葉で言えば、特別支援教育の研究ということになります。

要特別支援の子供たちは、「集中力」「意欲」を持てないことで、
授業や学校活動についていけないという状況が生まれます。

しかし、「集中力」の欠如や「意欲」を持てない子供たちは、
要特別支援の子供たちだけではありません。

要特別支援の子供たちにとって、わかりやすい授業は、
どの子にとっても、わかりやすい授業ということになる。

さらに、もっと意欲のある子供たちは、その意欲を満たす授業を行う。

そんな観点から、学校での授業のみならず、生活全般を「整える」という
研究を二年間行ってきた御田小学校の発表でした。

今、特別支援の必要な小中学生は、文部科学省の調査で
全国で6.5%いると言われています。
小学生に限れば7%以上と言われていますが、
実は、これは10年ほど前の数値と、調査上は変わっておらず、
私はこの数値には懐疑的です。

実際には増加傾向にあるはずです。

40人学級なら、3~4人は、その傾向にあるとすれば、
学級活動、学校生活に様々な工夫の必要性を迫られています。

特別支援教育をどうすべきかは、
教育現場の大きな、大きな課題であり、
早急にその制度やしくみ、ノウハウの共有が必要です。

細川珠生 ブログ


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