研究発表会

先週金曜日、港区立御田小学校の研究発表会に行ってきました。

テーマは
「めあてに向かってチャレンジする児童の育成~授業のユニバーサルデザイン化を通して」

というものです。

とはいえ、このテーマのタイトルだけを聞いて、どのような研究がなされていたのか、
わからないという人の方がおおいと思います。

ユニバーサルデザインというのは、
よく商品や街づくりの中で使われる言葉ですが、

それを教育に当てはめると、
「すべての子供のにとって参加しやすい学校を作り、わかりやすい授業をする」

というものです。

もっと一般的な言葉で言えば、特別支援教育の研究ということになります。

要特別支援の子供たちは、「集中力」「意欲」を持てないことで、
授業や学校活動についていけないという状況が生まれます。

しかし、「集中力」の欠如や「意欲」を持てない子供たちは、
要特別支援の子供たちだけではありません。

要特別支援の子供たちにとって、わかりやすい授業は、
どの子にとっても、わかりやすい授業ということになる。

さらに、もっと意欲のある子供たちは、その意欲を満たす授業を行う。

そんな観点から、学校での授業のみならず、生活全般を「整える」という
研究を二年間行ってきた御田小学校の発表でした。

今、特別支援の必要な小中学生は、文部科学省の調査で
全国で6.5%いると言われています。
小学生に限れば7%以上と言われていますが、
実は、これは10年ほど前の数値と、調査上は変わっておらず、
私はこの数値には懐疑的です。

実際には増加傾向にあるはずです。

40人学級なら、3~4人は、その傾向にあるとすれば、
学級活動、学校生活に様々な工夫の必要性を迫られています。

特別支援教育をどうすべきかは、
教育現場の大きな、大きな課題であり、
早急にその制度やしくみ、ノウハウの共有が必要です。

政治家に求めた覚悟

d0339894_10560560.jpg


明日の私のラジオ番組は、
レギュラーゲストとして、2007年11月からご出演いただいていた
政治ジャーナリストの岩見隆夫さんのご逝去を偲んで、

追悼番組として放送いたします。

一緒に岩見さんを偲ぶゲストは、
株式会社リベラルタイムズ出版社 代表取締役で
「月刊リベラルタイム」編集長の 渡辺美喜男さんです。

「リベラルタイム」では、平成2年の創刊以来、岩見さんは
「政治とオンナ」「総理の娘」など様々な角度からの
政治の連載をされていたことから、
渡辺さんには、
ジャーナリストとして、そして、人間としての岩見さんを
語っていただきます。

先日のブログでも紹介した岩見さんの
「戦争はやってはいけない。でももしどうしてもやらないといけないのなら、
絶対に負けてはいけない」
という言葉。

「リベラルタイム」で連載された満州でのご経験を執筆された
「敗戦~満州追想」という連載の中での言葉ですが、

このタイトルに、「敗戦」という言葉を入れたのも、岩見さんの強い思いがあったからと、
渡辺さんからお聞きしました。

戦争に負け、異国で棄民されたと感じるような過酷な経験をした
「引き揚げ者」たち。

その一人であった岩見さんが、
本当にこの人たちは、国民を守るのか、その覚悟があるのか
という「厳しい」思いから、政治家を、政治を見ていたのではないか、と
渡辺さんはおっしゃいます。

国民を守る、今なら、都民を守るという言葉が
「氾濫」していますが、

本物の覚悟を持つのはだれなのか、
選ぶのは私たち有権者。

その思いをしっかり受け継いでいかなければならないと思っています。

細川珠生 ブログ


by tamao-hosokawa