自民党総裁選

総理大臣としての在職期間が2461日となった9月20日、

自民党総裁選が行われ、安倍総裁の3選が決まりました。

3期目の任期を最後まで務めると、桂太郎を抜き、憲政史上最長となるようです。

取材で多くの政治家と会い、

もちろん、自民党議員にも、若手から中堅、ベテランまで

率直な話を重ねてきましたが、

実は彼等の多くは、

「幼児教育無償化なんて、社会主義国家みたいなこと、どうかと思う」

「高等教育の無償化、実は反対なんだ。やっぱり誰でも大学に行かせればいいということではないでしょう」

「自衛隊を書くだけの憲法改正なんて、公明党が飲む案を作っただけ。やらない方がいいくらいだと思ってるよ」

「金融と為替で、景気が良くなったように見せかけてるけど、物が売れていないのがいい証拠。みんな老後のことを考えて無駄な出費をしないんだよ」

「原発だって早く動かさなきゃ、大変なことになるよ」

などなど、こちらが仕掛けるでもなく、本音トーク炸裂となることがとても多いのです。

「安倍一強」「官邸主導」に余程の鬱憤をため込んでいる様子は、

「常に」垣間見ることができます。

でも、国会議員票の81%は、安倍氏支持。

麻生財務大臣が強気発言を繰り返していますが(もはや珍プレー集を観るような楽しみになってきています)

 数々の「いやがらせ」にも屈せずに団結した20人の石破派に、

 53票も上積みされた石破氏の得票数に、党内の静かな反乱が表れていたように思います。

 この2年くらいは、自民党の思考停止状態が甚だしく、

 外交や、内容はともあれ憲法改正に揺らぎない意欲を見せることを考えれば、

 安倍総理の存在と役割は、この日本にとって重要です。

 ただ、長期政権は必ず腐敗する、これは

 とある自治体で、知事の側近として改革を支え、進めてきたある有能な地方公務員の弁。

 知事でも、2期目の途中、つまり5、6年目から、腐敗してくるといいます。

 要は、周りがイエスマンになるからです。

 これは政治の世界に限ったことではなく、「組織」と言われるところでは、

大なり小なり、起こること。

 それでも、引き続き、トップを変えないのなら、

 いかに風通し良く、自由にものが言える環境を、

 トップとその周囲が作っていかなければなりません。

 そして、その中に存在する人たちも、

 ポスト欲しさに、唯々諾々と従うのではなく、

 勇気をもって意見を言うことが、求められています。

 「そう思うなら、早くやって」ー私からの要望です。

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細川珠生 ブログ


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