北朝鮮有事に考えること
2017年 04月 25日
国家基本問題研究所4月の月例研究会は、
『朝鮮半島の危機と日本』というテーマで
朝鮮半島の不可解な状況に
世界がどう対処しているかを熟知している方々によるセミナー。
北朝鮮による拉致被害者を救う会会長の西岡力氏、
福井県立大学教授・島田洋一氏、
産経新聞特別記者・湯浅博氏、
産経新聞外信部次長・矢板明夫氏が
非常にわかりやすいポイントで論評されました。
それらを聞いて私は、
すぐお隣の国で起きている軍事的脅威に対し、
日本は自国の安全、つまり私たちの命を、
アメリカを筆頭に中国やロシアの、対北朝鮮交渉に委ねるしないという
非常に悲惨な現状に改めて愕然したのです。
わかってはいましたが、やはりそうかという日本の現実。
「トランプが何をするかわからない」
「中国は本気で交渉しているのか」と
他国の態度を、交渉もできない日本が言えるのでしょうか。
いつかいつかとミサイル発射や核実験の恐怖を煽るような報道だけでは、
日本人は生き延びていくことはできないのです。