ノーベル賞受賞者のお話をきいて
2015年 11月 14日
8日(日)、私の尊敬する櫻井よしこさんがなさっている
インターネットテレビ「言論テレビ」の放送3周年感謝の集いに出席し、
ゲストの山中伸弥教授のお話を聞いてきました。
「若人に贈るメッセージ~iPS細胞の実用化に挑む!~」
というタイトル通り、
一緒に行った”若人”であるうちの子供にとっても、
とても刺激あるお話でした。
ノーベル賞級の研究の世界での競争の激しさ、
日本と海外の研究環境の大きな差、
また技術の発達の先に何を求めるのか、
など、どれも、「ノーベル賞受賞者は、人としてすべてが違う」と思ってしまうほどのお話でした。
今も、アメリカでチームを持ち、月に一度渡米されている山中教授は、
日本との行き来のたびに、研究環境の落差を実感するとのこと。
研究が効率的に行われ、成果がでるためには、どのような設計で、どんな設備を持つ研究施設がよいのかを専門とする建築チームがいるアメリカと比べ、
日本は耐震補強をやる程度、というお話はあまりに衝撃的でしt。
また研究者やそれをサポートする人材の雇用環境の問題も指摘。
でも、そんな決して恵まれているとはいいがたい環境の中でも、
連続してノーベル賞を輩出する日本は、いかに「人」としての質が高いかも
わかりました。
放送は昨日21時から言論テレビで放送されましたが、
会員になれば、引き続き視聴可能のようです!