福岡の旅1・フランス人が伝える日本人の精神
2015年 02月 11日
先週末、福岡へ一泊旅行。
九州国立博物館で開催されている
「日本神話展」を観に行くことが第一の目的でした。
日本神話を見事な絵画に描いているのは、
フランス人画家のマークエステル氏です。
エステル画伯は、元外交官で、
日本語を学ぶために読んだ「古事記」で
日本人の精神性に魅せられ、
以後、外交官から画家に転身。
すでに11巻の絵本「日本神話」を刊行されています。
夏に家族で訪れた高千穂神社の後藤俊彦宮司さまのお導きにより、
この絵本と出会い、今回も後藤宮司さんとご一緒に
国内123社の神社に奉納された中から貴重な数点を拝見させていただきました。
特に、伊勢神宮、平安神宮に奉納されたものは圧巻です。
また日本人が描く神話の世界とはまた違う神話の世界を描いているようにも
思います。
日本人の精神性を
フランス人により描かれている感覚は
実に不思議ですが
日本人が気づかない、日本人の「心」を教えてもらったような気がします。
マークエステル画伯は、
昨年、
文化関係者文部科学大臣表彰も受けられました。
太宰府天満宮に隣接する九州国立博物館で、
明後日13日(金)までの開催です。