たまたま数日の休暇でグアムを訪れることになっていたところへ、
北朝鮮によるミサイル攻撃情報が飛び込んできました。
最大限の努力をして情報や専門家の意見も集めながら、
最終的に、予定通りの日程で渡航を決め、
昨日帰国しました。
私が滞在していた今週は、
アメリカのメディアは、トランプ大統領の、
いわゆる「差別発言」への批判報道が大方をしめていました。
ミサイル報道は3番手、4番手扱いのニュース。
恐らく日本での報道の方が恐怖を煽られるようなものだったのではないかと
推測します。
日ごろから軍が駐留しているグアムなので、
軍の飛行機が日常的に飛行しています。
それが特段多かったという印象もなく、
観光業が大きな収入源であるグアムらしく、
日本人観光客にとても親切に接してくれて、
平穏な休暇が過ごせたと思っています。
ただ、思っていたほど、混雑していなかったこと、
往きのフライトは、空席が目立ったことを考えると、
直前のキャンセルもなくはなかったのかなとも想像しています。
状況は日々刻々と変わると思うので、
私の感じた状況がずっと続くかどうかわかりません。
スペインでのテロ事件もあり、
そちらの恐怖感も高まっているようにも思います。
いつ、何が起きてもおかしくないのは、世界の常識でもあります。
自分でできる限りの備えをする、それは世界のどこにいても、
もちろん日本にいても、言えることと思います。
海外への渡航は、「自己責任」といえるかどうかを尺度にして
判断するのも、よいかもしれません。
ちなみ、私は外務省の「旅れじ」というサイトに登録をして、出発しました。
3か月未満の渡航は、日程を入力すると、
指定したメールアドレスに、毎日安全情報が届きます。
また緊急の場合は、登録した携帯電話の番号などに、
ショートメールで届くことになっています。
またもしものときには、現地の在外公館からの
安否確認にも役立つようです。
3か月未満の短期の渡航の時は、
渡航先がどこであれ、ぜひ、ご活用してみてはいかがでしょうか。