「みっともない」という感覚を
2014年 05月 15日
昨日は、横浜市民プラザが主催する
横浜市民講座第50期・春講座の一つとして、
「日本人と教育~輝かしい日本の未来のために~」という演題で
講演をいたしました。
今の子供たちを取り巻く環境、家庭・学校・社会の現状を
お話し、
その上でどのような施策が必要なのか、
安倍政権が行っている教育政策の是非を中心と、
最後に、「ぜひ皆さんに取り戻してほしい、日本の美徳」を
お願いし、講演を終わりました。
私は、この美徳、「みっともない」ということを感じることにあると思っています。
自分基準がはびこる昨今の日本社会では、
もはや「みっともない」という言葉など聞かれなくなったように
思いませんか?
でも、私など、よく親から叱られたものです。
「みっともないからやめなさい」と。
「みっともない」の語源は、「見たくもない」ということです。
人が「みたくもない」と思うような振る舞いはしない、
常に他を慮って行動する態度こそが、
日本人が本来大切にしなければいけない得だと思うのです。
ぜひ、「みっともない」という感性を
取り戻してもらいたいと思っています!
ところで、会場であった横浜開港記念会館は
1917年に建てられた国指定重要文化財で、
関東大震災で被災し、再建した場所もありますが、
開港155年を迎えた港町・横浜にふさわしい
赤レンガ造りの異国情緒あるれる素敵な建物でした。
何より、行きの日本交通・プリウスアルファのタクシーは快適!
コンパクトな車体ながら、中はゆったり。
そしてご親切なドランバーさん、本当にありがとうございました。