日朝交渉の危うさ

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明日の私のラジオ番組「細川珠生のモーニングトーク」のゲストは、

参議院議員の中山恭子さんです。

中山さんは、拉致問題担当の首相補佐官として、
小泉政権から第一次安倍政権を支えました。

日朝間の交渉の難しさを知り尽くしている方です。

先週、政府は、安倍総理が記者会見をして、

拉致問題の再調査で合意したことを発表しましたが、

それがどれだけ危うい合意なのか、
中山さんにお話を伺いました。

結果も出ていないのに、調査を開始した時点で
制裁の一部を解除することの問題はもちろんのこと、

中山さんは、以下の点が特に問題だと指摘しています。

北朝鮮という国は、トップの意向がすべて。
その意向があって、今回の合意に至ったのかということ。
合意文書からは、それは読みとrないと、中山さんは
危惧しています。

それから、合意事項にあるように、
「生存が確認できた日本人については、帰国させる」という方針。

これまでの日本の立場は、拉致被害者全員の帰国です。
一人、二人、「いました」といって帰国させても
それは日本側が要求していることではない。

全員の帰国のために、安易な妥協をしてこなかったという
中山さんの言葉には説得力がありました。

特殊な国柄だけに、交渉の難しさは並大抵のものではないと
思います。
一人でも、二人でも帰国を果たしてほしいと思う気持ちはありますが、

国と国の交渉の中で、日本が一国としてどのように対処するのかが重要だという
ことがわかりました。

それに加えて、

中山さんは、日本維新の会所属。
そう、分党することになった政党です。

石原慎太郎氏と行動をともにする中山さん方の
新しい政党が何をめざすのかも、お聞きしました。

明日、朝7時5分から、ラジオ日本で放送です。
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by tamao-hosokawa