遺骨収集と慰安婦報道
2014年 08月 08日
朝日新聞で最初に韓国の慰安婦報道をしたのが、
昭和57年。
それから32年、誤ったこの報道のために、
日本人の、日本の尊厳が大きく傷つけられてきました。
ようやく、それを一部認めた朝日新聞は、
火曜日の紙面でそのことを報じました。
強制連行などなかった先の大戦中の慰安婦、
それを正そうと行動してきたジャーナリストも政治家も
実はとても多いのです。
その一人である、参議院議員の衛藤晟一さんに、
今週の私のラジオ番組にゲスト出演いただきます。
安倍総理大臣補佐官でもある衛藤さんは、
朝日の報道に端を発した慰安婦をめぐる日韓の問題、
そして平成5年の「官房長官談話」について、
衛藤さんの思いと、安倍総理の「心の内」についても、
お話しただきます。
また衛藤さんは、先の大戦で命を落とした人たちの遺骨収集にも、
熱心(必死)に取り組んでおられます。
しかしながら、ご遺骨があると思われる国であっても、
相手の事情から、収集作業の許可をいただけないなどの理由もあり、
まだ半分ほどの遺骨しか収集できていないのが現実です。
来年で、終戦から70年。
記憶が遠くのものになってしまわないように、
多くの犠牲の上に、今の私たちの生活があること、
それを常に心に留めておきたいと、衛藤さんのお話を伺って、
改めて思いました。
衛藤さんご出演の番組は、
明日朝7時5分から、ラジオ日本で放送の
「細川珠生のモーニングトーク」です。